箱根ラリック美術館開館5周年記念企画展
「箱根寄木 アール・デコ ラリックに先駆けた和の工芸」
平成22年4月17日(土)から11月23日(火・祝)まで、箱根ラリック美術館では、開館5周年記念企画展「箱根寄木 アール・デコ ラリックに先駆けた和の工芸」が開催されています。
小田原箱根地域の寄木細工は、豊かな自然環境を生かし、豊富な樹種が持つ自然の色合いを生かした幾何学や様々な緻密な模様の作品が作られており、古来から、現在に至るまで、私たちの生活と密接に結びつきながら、日本固有の文化として発展してきたものです。
今回の企画展では、明治期の寄木や次世代を担う現代の箱根寄木が、ルネ・ラリックの作品と競演する展示がされています。
今回の企画展では、明治期の寄木や次世代を担う現代の箱根寄木が、ルネ・ラリックの作品と競演する展示がされています。
その中でも目を惹くのが、ラリックの傑作「つむじ風」と「ものづくりデザインアート」プロジェクトのメンバーである箱根寄木作家、露木清高さんの抹茶椀のコラボレーションです。この抹茶椀は、2008年全国「木のクラフトコンペ」で大賞を受賞した作品です。
また、露木清高さんがルネ・ラリックにオマージュを捧げて、新たに制作したサイドテーブル「変り市松文様寄木テーブル」なども展示されています。
この他にも、露木清高さんが点てたお茶を、彼が制作した寄木の抹茶椀で楽しむ「寄木ティーセレモニー」や制作行程が見学できる寄木の実演、寄木コースター手作り体験、寄木をイメージした企画展限定スイーツなど、寄木を取り入れた企画がいろいろと開催されています。
ぜひこの機会に、箱根ラリック美術館に足を運んで、ラリックと箱根寄木細工の競演を楽しんでみてはいかがでしょうか♪
箱根ラリック美術館の施設案内と地図はこちら
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